格好がつかない話。2018.04.18 20:52 格好なんてつけらんないよなー、って最近よく思います。 難しそうなことをさらりとこなしたり、ちょっとどうかなと思うようなことを嫌な顔一つせずやってしまう人に憧れます。すごくすごく憧れるんだけど、自分じゃあできない。そう全然できないんです。 テヒマニvol.2の編集作業が佳境になっ...
春の雨の名前。2018.04.14 06:03 窓の外は雨です。雨はお好きですか? もともと雨降りが好きです。ちょっとくらいの雨だったら、傘なんてささずに雨に濡れたいと思うくらいには。 春の、草花や木々の芽吹きや成長をうながすようなやわらかい雨は、四季のなかでもとりわけ美しい雨のように思います。 今朝、雨が降っているのを見た...
映画「パターソン」と長田弘著『なつかしい時間』、詩人的世界のとらえ方について。2018.04.13 14:1412月末。映画「パターソン」を日田市のリベルテで鑑賞。 ニューヨーク郊外、ニュージャージー州のパターソンに住む、パターソンという名前のバスの運転主をしている男性のありふれた日常の話です。彼は美しくチャーミングで独創的な妻ローラと暮らし、日々感じたことを詩にしたためるのが楽しみとい...
片付けについて。(日々の雑感)2018.04.12 02:22 片付けって昔からとっても苦手です。片付け上手な人のことってほんとうに尊敬します。 写真は今現在ぱこぱことキーボードを叩いている机の上の右側のようす。これはましな方で、パソコンの裏っかわにはもうすこし汚く本と書類が重なっています。 でも実はここ1ヶ月くらいでもかなりきれいな状態な...
心ざわつく日に読んだもの。(長めの読書日記)2018.04.10 17:55 居間から窓の外を眺めると、ついこの間まで白い可憐な花を咲かせていたと思っていた梅が、今ではあざやかな若葉が美しい木になっていることに、季節のうつろいのあまりの早さに息をのむ思いです。 12月いっぱいで仕事を辞めて、ひたすら休んだり遊んだりしていたこの4ヶ月弱に終止符をうち、いよ...
ちょっとしたご褒美の日帰り温泉2018.04.10 00:30 温泉はやっぱり泉質だよねと言っている人のことが、長らくわかりませんでした。 けれど九州という、近くに良質な温泉がある地に来て、温泉に行くことがとても身近になってみると言われていることがよくわかるようになりました。成分などの詳しいことはよく分からないけれど、入った時に感じるお湯の...
月をながめる美しい猫(日々の雑感)2018.04.08 14:33先週のある夜、ふらふらと夜の街を歩いていました。ある路地の、ある家の前。引き戸の玄関がほんのわずかだけ開いていて無用心だなと足を止めたのです。そうして、なんでかわからずふと屋根を見上げました。そこには、猫がいました。凛とした空気を漂わせた猫が。私はその猫を思わずじっと見つめ、その...
技術について。入稿を終えた朝に思うこと(長めの雑感)2018.04.06 23:15 昨夜、ようやく入稿が終わりました。 先が見えてきたと思ってからのなんと長かったことか。ラストスパートと思ってゴールよりもずいぶん前から頑張りすぎてリタイア寸前の人のような感じでした。 内容としては16ページから頑張りすぎて24ページになり、ご協力いただく方も増えておりますので、...
テヒマニvol.2と、スフレチーズケーキと2018.04.02 23:35 ここうきはでは、山の木々が美しくなってきました。そんな素敵な季節に、テヒマニvol.2が発行できそうです。 3月中旬から作業が本格化していましたが、これからもうひと頑張りが必要なものの、峠は越えたかなという感じです。 今回のテーマは「もの」。古道具を買いに行ったり、身近な「もの...
桜のまわり(日々の雑感)2018.03.31 02:05 実をいうと満開の桜というものがあまり好きではありません。 桜は咲きはじめや散りぎわ、山の中にぽつりぽつりと咲く山桜が好みです。もうそろそろ私の好きな頃合いかと思い、久しぶりにすっきりと目覚めた今朝、桜を見に行ってみました。 夜が明けたとはいえ、まだ日の出まえ。お昼どきのあたたか...
月とひばり(日々の雑感)2018.03.23 20:16日が傾きかけた散歩の帰り道、田んぼのなかをのんびり歩いていたら、ひばりのなく声がしました。 春、誰かを求めてかわいらしく鳴く彼らの声は、ちいさなころからなじんだものです。育った土地は、ただただ田んぼと蓮根畑と湖しかなく、とにかく青空が広いところでした。 あぜ道には草花たちがピンク...
詩的な夜(本日の短い雑感)2018.03.21 14:22 花冷えというには寒すぎる一日が終わっていこうとしています。 今日はテヒマニvol.2の原稿がほぼ出そろった日になりました。 そんな嬉しい日の夜の入り口に、街中をぶらぶらと散歩してきました。お宮さんのやたらに白くて丸い電球がちかちかと明滅し、水路にかけられた鯉のぼりがちらちらとひ...