ざくろ、鬼子母神、伊藤比呂美著「女の一生」2018.08.15 00:45 ざくろは人の味。 小学校1年生か2年生のころ、なんだかんだでとっても無邪気だったあの頃に、私はよく学校の帰りがけにざくろ泥棒をしたものでした。 いろいろとあった果樹のなかでも、泥棒していくのは決まってざくろだったのは、実を割った時になかに赤と白の半透明の美しい小さな粒がたくさん...
ひさびさにお風呂読書。2018.08.14 02:27 海か川にキャンプに行って、足を水に浸してのんびり本が読みたくなりました。 ただ今年の夏はずいぶんと気温が高く、キャンプに行こうにもちょっと暑すぎるので、キャンプに行くのは夏休みが終わったころの週末あたりにすることにして、とりあえず家にいて簡単にできることとして、ひさびさにお風呂...
夏の午睡、淡雪のような夢。2018.08.13 00:41 公園のベンチに腰かけて、すぐ隣に座って顔をのぞきこんで、このまえ観た映画のたわいもない話をして、今度一緒に映画を観に行こうと約束をして、その日の夜に晩御飯を食べにいく約束をして、じゃあまたあとでと手を振ってわかれる。ただそれだけなのに、幸せだなぁ。 そんなことをしみじみと思って...
黒か、白か、グレーか。2018.08.09 21:22 風が気持ちいいなぁ。 天神を歩き始めると、しみじみ思います。やや湿気をはらみつつひんやりとした風が、吹きぬけて行きます。 とくに、あとすこしで学校という天神西という交差点は風の通り道でもあるらしく、天神の商店街新天町を抜けこのとおりに出た瞬間に、それまでよりも圧倒的に心地よい風...
現代美術を観るのが好き、の話。2018.08.08 20:32 昨日は教室に居残り、一人、今現在の課題を制作していました。 教室のなかでは数人のグループの子たちが、おしゃべりしながら作業中。小さい教室なので会話がよく聞こえます。そのなかの一人が金沢に行き、金沢21世紀美術館に寄ったということを言っていました。そして、金沢21世紀美術館は企画...
岡本太郎のいう「伝統」2018.08.07 20:49 ちょっと老朽化のすすんだ感じの、煙がモクモクとしていて、美味しくて、大衆的な価格で、まるで昔の学食のような雰囲気の場所で、岡本太郎の絵を観ることができるなんて、なんだか不思議な感じです。 岡本太郎。彼の本をはじめて読んだのは大学2年のこと。大学のちょっと気になる同級生が岡本太郎...
about book2018.08.06 21:08 昨日はひさしぶりに本について記事を書いてみたら、なんてすらすらと言葉が出てくるんだろうと、自分でびっくりしています。 たくさんの資料をもとに考え抜かれた誰かの思想なり、物語なりをまるっと吸収することができるのですから、やっぱり本ってすごいとしみじみ思います。古今東西を問わず、書...
誰かのための虻に、吉野弘詩集。2018.08.06 01:53 吉野弘さんの詩をはじめて知ったきっかけが一体なんだったのかを、すっかり忘れてしまいました。けれど、買いに行った本屋と本棚の位置は不思議と覚えています。 茨城の育った村の、隣町の、町の規模にはちょっとそぐわない2階建てのショッピングセンターの、やはり町の規模にはそぐわない広い売り...
ネットでレシピを探す。2018.08.05 01:41 我が家はとにかく母が料理上手なので、私はこの年齢にしては料理をあまりしてこなかった方のような気がします。 それでも料理も食べるのも好きですし、この1年くらいはかなり意識的に料理をしてきました。その結果、料理の腕が上がったかどうかはちょっと置いておいて、その料理が好きな部分のけっ...
エッセイが読みたい。2018.08.02 22:04 いつもの散歩道、気がつくとすっかり草花の様相が変わっていました。 今朝は不思議と朝早く目が覚め、すこしぼんやりとしていました。そこでしみじみ思ったのは、なにか素晴らしいエッセイが読みたいなあということ。 本棚にある未読のもののなかに、そんな感じのものがあるだろうかとざっくり探し...
4ヶ月の学校のこと。2018.07.31 20:13 すこしずつ、夜明けが遅くなり、日暮れははやくなっていることを、1日のはじまりと1日の終わりとに感じる、今日この頃です。 福岡に通いだしてあっという間に1ヶ月が経ち、ほんのすこしはDTPの技術を学んでいるのかもしれないと思います。今日はすこし学校の話を。 学校、思っていたよりも楽...
ちょっと真面目に。文章を書く理由。2018.07.29 01:05 一昨日の師匠との電話から、ちょっとだけ文章を書くことについて真面目モードになっています。 フリーペーパーを立ち上げよう、文章を書いていこうと思った1番の理由は、私は考えごとをするのが好きでそれが私の根幹をなしている、と気がついたからです。 私は、身近な世界を見てなにかとらえるこ...