雨続きだったりなんだったりで、昨日、ひさびさに散歩をしました。
ここのところ、目が覚めて、寝ぼけまなこでお弁当の準備をして、気がつけば窓の外は朝焼け、という感じです。空の淡い青、雲に日の出前の淡いオレンジ色がさし、毎朝、夜明けの美しさに驚きます。
少しずつ日の出が遅くなっていたり、盛りだとばかり思っていたあじさいも散りはじめていたり、この前まで花が咲いていたと思っていた植物たちも実をつけはじめていたりと、ほんのわずかな違いではありますが着実に季節は移ろっているのだと、感じます。
やっぱり散歩の時間は大切です。昨日じっくりと散歩に行っていなかったら、季節が移ろっていることに気がつくこともなく、ただぼんやりと今年の夏を過ごしてしまっていたんではないかと、すこしだけ怖くなります。
おおげさに言えば、あと何度、夏を味わうことができるのかなんて誰にもわからないし、連続した日々であっても空も風も川も植物もそれを受け取る私の心もまったく同じなんてことは絶対にないのですから、日々と季節の移ろいをこまやかに受け取らなくてはなんだかもったいないような気がします。
思い返すと昨年の夏頃はいろいろと思い悩むことが多かった時期で、季節や植物をあまり意識することがなかったことを思えば、なんて心が豊かになったんだろう、我がことながら感心してしまいます。この調子で、ずうっといければいいな、と。
ぼんやりとした頭すぎて、なんだかとりとめもなくなってしまいました。今日はもう寝ようと思います。ではでは、おやすみなさい。
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