窓の外に見えるお隣、杷木町の山並みは朝からけぶっていて、しとしとと雨が降っています。
おとといまでの数日は、梅雨入りしたにも関わらずずいぶんと良いお天気が続いていたので、ようやく本来のお天気かしらという感じです。本格的な梅雨になる前にキャンプに行きたいなあと漠然と思っていたのですが、それはもうちょっと先のこととなりそうです。
さて先日、キャンプに行くことはできそうにもないので、とりあえず久しぶりに散歩とトレッキングの中間のことをしに、久住高原へと行ってきました。
今でこそかなりインドア派の我が家ですが、私が小さい頃はよく関東近郊の山などにウォーキングやハイキングに行ったものでした。
一番好きだったのは、栃木県の奥日光。戦場ヶ原や小田代ヶ原。早朝から木道や湖を歩くのは本当に気分の良いもので、そんな気分が味わいたくてとうとつに久住高原に行ってみることにしたのです。
湿地帯の木道を歩くつもりでしたが、どうもそれでは物足りなさそうだったので、かなりの軽装でしたが雨ヶ池まで行ってみることに。山を歩くのなんて何年振りのことだろうと思いましたが、木々のざわめきや鳥のさえずりに緑の美しさ、花の可愛らしさに心奪われることばかりでした。
幼い時は、「300歩、歩いたらクッキー1個あげるから」と言われながらいやいや父について行った記憶があるくらい山歩きはきつかったのですが、大人になって行ってみるとずいぶんと面白くてびっくりです。今になって思うと、大人と子どもの体格差ってずいぶんとあるのだから、子どもが山登りがきついのはあたりまえなのかもしれません。
くだる時にすれ違う子どもたちの顔を見ていたら、元気いっぱいはつらつなのはいたずらっ子のような小さな小学生男子ぐらいで、女の子や中学生ぐらいの男子は、連れられて来たとか登るの辛いと行った表情なのが印象的でした。
かつての私もきっとあんな表情してたんだろうなあとちょっとおかしくなりました。
それよりもちょっと不思議なのは、大人で不機嫌そうな顔で山歩きをしている人がいたことです。一人とんでもない仏頂面で歩いている女性に会ったのですが、カップルで来ていて、あんなに不機嫌に登るのはなんだかもったいないなあと思いました。その手前で男性とケンカでもしたのでしょうか。男性はわりとのほほんとしていたから、そんなことはないと思うのですが……。体調が悪いんだったら山歩きすべきではないしなあと、疑問符だらけ。それぞれ事情はあるのでしょう。
今回は山歩きをするつもりがなく軽装だったので、今度はちゃんと準備して、20年振りぐらいにきちんとした山歩きをしてみようかなと思います。
そのためにはまずは体重を落とすことと体力づくりかな。
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