3週間ぶりぐらいに、気持ちにちょっとだけ余裕のある日々がようやくやってきました。
体力的にはけっこう厳しいのはあまり変わらないのですが、大きな課題が4つほどあったのを終えて10日近く経ち、先週末の土日月の三日間と今週をかなりゆっくりと過ごしたおかげで、だいぶ気分が緩んだのを感じます。
ようやく食べるものにも興味が湧いてきましたし、本もあいまあいまにすこしずつ読み始めています。
おまけに一昨日はもうすこし時間がかかると思っていたテヒマニの取材が午前中いっぱいで終わったので、ふと思い立って佐賀市にあるシアターCIEMAという映画館に行ってきました。この映画館はミニシアター系のとてもよい映画館で、数年前から年に何度か訪れる場所です。
スクリーンは2つ。カフェもあり、そこで美味しいカレーやコーヒー、デザートが注文でき、劇場内でもそれらを飲食することができます。
劇場内には普通の映画館の座席もありますが、私のお気に入りはちょっと立派なソファ。前の回との入れ替えが始まったら、すぐに劇場に飛びこんで、お目当の布張りのソファをとります。座り心地などもろもろ考えると革張りのソファが好きなのですが、革張りのソファは映画の上映中に体を動かすとけっこうな音がするのです。
自分のたてる音がほかの人の映画鑑賞の迷惑になるのではないかと思うと、映画に集中できないので、最近はもっぱらいくつかある布張りのソファに座っています。
一昨日は偶然にも水曜日のレディースデイで時間もあったので、久しぶりに映画を2本はしごしてきました。1本はここのところずいぶんと評判の「カメラを止めるな」と、もう1本は「ウィンドリバー」という映画です。
「カメラを〜」は日田の映画館リベルテで観ればいいかなと思っていたのですが、「ウィンドリバー」が福岡市のKBCシネマでかかっている最中からずっと観たかったのですが、一番せわしない時期だったので観るのを諦めた映画だったのです。
どちらとも良い映画でしたが、特に「ウィンドリバー」は好みの映画だったので、ぽっと空いた時間にちょっと無理をして佐賀まで行った甲斐があったなあと、2日経った今もしみじみしているところです。
こうやって良い作品に触れると、やっぱり映画館でたくさん映画を観て、たくさん本を読んで、いろんなところに出かけて、いろんな人に会って、いろんな体験をして、いろいろな感情を経験しなきゃいけないんだなあ、とここ2,3日感じています。それとそれを文章に表現する精神的肉体的余裕も。
この一ヶ月ほどは自分の余裕というものが一切ない日々だったので、もうちょっと自分の体をいたわる方向に切り替えた1週間でした。
そうしてようやくテヒマニの編集作業も本格化です。明日からの三日間、楽しみたいと思います。ではでは。
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