この監督はとか、この撮影監督が、これは〜からのオマージュで、なんてよく分からないので、まったくもって映画好きではありませんが、映画を観ることは好きです。
それも最近はもっぱら映画館ということが多くて、家でDVDやオンデマンドで映画を観る機会がへったのですが、昨日はちょっと疲れ気味で何かを積極的にする気力がわかなかったので、久しぶりにDVDを貸りてきてだらだらと映画を観ることにしました。
テヒマニの入稿で見逃していたジェニファー・ローレンス主演のレッドスパロー、ほか2本を。
レッドスパローはスパイとならざるをえなかった美しい元バレエダンサーが、国家に翻弄されつつも、、、というサスペンス。ジェニファー・ローレンスの強く美しい姿を堪能しました。
彼女の作品で好きなのは、一番はじめに観た「ウィンターズ・ボーン」、アカデミー賞を受賞した「世界にひとつのプレイブック」です。
「ウィンターズ・ボーン」はアメリカ中西部のミズーリに暮らすヒルベリーと呼ばれる白人貧困層に生まれた少女の話です。自分と妹を残して姿を消した父を探すのですが、あまり触れることのなかった白人貧困層の現実と、そのひどいなかで静かだけれどたくましいジェニファー演じる少女の姿が、一度しか観ていなくとも強烈でしぶとく生きることを教えてくれる映画でした。
「世界にひとつだけのプレイブック」、これも大好きな映画です。妻の浮気から精神に異常をきたし精神科に入院していた元教師のパトリック(ブラッドレイ・クーパー)が、やはり精神的な病を抱えているちょっとエキセントリックなティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会い、ぶつかりながらも互いに再生していくという話。これは何度か観ていますが、そのたびにティファニーのセクシーでキュートで優しくて脆いその姿にくらくらし、パトリックと同じような気持ちになっていきます。
この2本のジェニファー・ローレンスって、もうほんと魅力的です。力強い瞳、一筋縄ではいかないことを一瞬で分からせてくれるその表情、美しい体。
まだ27歳というのが信じられないほどですが、でも人が魅力的かどうか、尊敬できるかなんて、まったく年齢なんて関係ないんだよなあと思います。歳下だってすごい人は本当にすごくて、尊敬する人はたくさんいます。そういう人に出会った時に、ちゃんと彼らを尊敬し尊重した態度をとるのが大事なような気がしています。ジェニファー・ローレンスはそのことを教えてくれる女優さんです。
昨日観たもう2本もとっても面白かったし大好きな映画だったのですが、今日はここまで。
ではでは、今日も良い一日を。
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